アニメ感想 映画感想

壮大な自由研究映画『ドラえもん のび太の創世日記』感想

投稿日:2017年3月21日 更新日:

現在絶賛公開中のドラえもん映画『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』を近々観に行こうかと思っておりまして、その前に予習の意味も込め過去のドラえもん映画を観ておきたいなぁと。
私は幼少期にドラえもんにあまり夢中になって育たなかったので、思い入れがほぼほぼ無いのです。
どちらかと言えば「クレヨンしんちゃん」の方が好きで観ていた。
そこで知人のドラえもん好き(定期的に藤子・F・不二雄ミュージアムに通うぐらい)に『鉄人兵団』以外でオススメドラえもん映画を教えてもらったところ今回の『創世日記』を推されたので鑑賞してみた次第です。
1995年に公開された映画ということで当時私は‥‥10歳にもなってないですね!おそらく観たのは今回初めてだと思います。
劇場公開時には『2112年 ドラえもん誕生』という作品も同時上映されていたそうですが、今回レンタルしたディスクには収録されていませんでした。
さて、まずは大まかなあらすじをご紹介――

夏休みのも半ばを過ぎたというのに自由研究の題材を見つけられずにいるのび太。いつもの如くドラえもんに泣きつき、ひみつ道具「創世セット」で別の新しい宇宙を生成し、その様子を観察日記につけていく。
セット内で出来上がった新しい地球では本物と同じように単細胞生命が誕生し、徐々に複雑な生態系を形成していった。
やがて昆虫が誕生して、次いで恐竜、人間と順調に進化していくが、ドラえもんたちが干渉していったことが原因で新地球には人類以上の高度な知性を持った昆虫人らが出現していた。
人類から隠れ地下世界で暮らしていた昆虫人たちだが、南極大陸に空いた地下世界への入り口の穴を人類が発見してしまうことを切っ掛けに昆虫人たちの地上侵攻計画が明るみに出る――

まじめな子供向けの映画だなぁという印象の作品。
「創世セット」というひみつ道具で宇宙の生成から地球の誕生を見せる一連のシーンなんかは教育番組みたいなノリで、これを観て育った子供はさぞ賢い大人になったのだろうなと思わされた。観とけばよかったな!
教育番組的な語り口は最初の方だけなんですが、全編通してなんだか坦々とした話運びなので観ていて退屈になってしまったのが正直な感想。
上映時間100分近くある作品なんですが、クライマックスの沸点が凄く低いんですよね。
ドラえもん達が唯一大立回りをするシーンが開始から45分くらいの所にあるんですが、それ以外にドラえもん達が活躍する派手なアクションシーンが無いのはどうなのかと思った。
たしかに飛行船の爆発シーンがあったけども、ドラえもん達が直接絡んでいるわけじゃ無いし、何かもっとこう手に汗握る展開みたいなのが欲しかったなぁと思ってしまう。
途中にチュン子という昆虫人が登場して「舌きりスズメ」的なエピソードが挟まるんですが、そっちよりドラえもんとしずかちゃんが体験した(らしい)宗教戦争のエピソードの方が絵的にも面白そうで、こんな謎童話じゃなくてそっち見せてよ!って思いました。

まぁ総括すると、今回久々にドラえもん映画を観て「ドラえもん作品って結構インテリなんだなぁ」と再認識いたしました。
下世話で脳筋な自分はクレしんの方が肌に合ってるのかもしれません。
何はともあれ『南極カチコチ大冒険』は観に行こうと思っていますので、そっちはもう少し童心に帰って楽しめたらいいなぁ。

スポンサーリンク

-アニメ感想, 映画感想
-, , ,

執筆者:

関連記事

それなりな映画『バケモノの子』感想

いまさらながら映画『バケモノの子』を観ました。 面白かったです。 それなりに。 ‥‥THE 淡泊ッ!! この煮え切らない書き出しから察して頂けるように手放しで絶賛するにはイマイチ釈然としな部分がちょい …

綺麗な映画『言の葉の庭』感想

またしてもアニメ映画の感想です。 現在進行形でその名を轟かす新海誠監督の前作『言の葉の庭』を今更ながら鑑賞いたしました。 ちなみに『君の名は。』は観てません。 『君の名は。』は観てません! 観てません …

【2017年】今期アニメ視聴リスト&雑感【春クール】

そろそろ桜も散り始める今日この頃。 春開始の新アニメ作品が大体全部第一話の放映を終えましたね。 50本近くあるようなので流石に全て見ることはできませんが‥‥。 現状11本ほどチェックしたのでザックリと …

何もかも格好良い映画『ドライブ』感想

絶賛花粉症で身体中の穴という穴から液体が噴き出てくる私です。 現在日本でも大好評公開中の『ラ・ラ・ランド』でお馴染み、ライアン・ゴズリングが主演を務めた2011年公開の映画『ドライブ』を鑑賞しました。 …

SF好きは要チェックな映画『月に囚われた男』感想

近所のTSUTAYAで面出しされていたジャケットが気になり観たいなぁとずっと思っていた作品。 黒地に白の同心円模様と宇宙服姿の主人公が組み合わされたミニマリスティックなデザインのジャケ。 内容もジャケ …